ここ数日は先週と比べると
過ごしやすい日が続いています。
それでも作業場は古いコンクリート造。
一度温まってしまった躯体は、そう簡単に温度は下がらず
相変わらず30度オーバーをキープしています。
あと数ヶ月もすればこれも羨ましく感じるのでしょうか。。
我が家の猫もダレてます。
まあ、いつものことですけど。
本日は作業の合間に今週末納品するテーブルセットの
最終作業を行いました。
テーブルやベンチなど脚物の家具の脚には
フェルトを貼ります。
この作業は、納品前最後の工程。
ただ貼るだけなのですが、
貼り終えると、あとは納品するだけなので
少しドキドキします。
お客様が気に入ってくれるかな、
この先、どんな家具になっていくのかな
なんて考えながらの作業です。
2014年8月26日火曜日
2014年8月22日金曜日
暑い日が続きます。
朝、作業場の扉を開けると、もわっとした空気が充満しています。
躯体がコンクリートなので、昼間の温度がそのまま残っているのです。
夕方に少しでも涼しくなれば良いのだけど、
夜7時の時点でまだ30度以上あります。
ここ数日は旋盤仕事が多かったのですが、大変だったのが
丸棒を数十本作るというお仕事。
50cm程度の丸棒なのですが、直径3cmと1.8cmの2種類を
大量に製作するので、旋盤で作ると時間がかかりすぎて
とても見積もり金額内では出来ません。
そこで色々と考えて3cmの丸棒は3時間で製作完了。
1.8cmは同じ方法だと精度面で問題があるので
再考して明日再チャレンジです。
(画像は丸棒製作用のアタッチメントです)
今までやったことのない作業はもちろん緊張を伴いますが、
いかに効率よく綺麗に仕上げるかを考えながらの作業ですので
ワクワク感もあります。
さあ、明日はうまく仕上がるか。
勝負です。
躯体がコンクリートなので、昼間の温度がそのまま残っているのです。
夕方に少しでも涼しくなれば良いのだけど、
夜7時の時点でまだ30度以上あります。
ここ数日は旋盤仕事が多かったのですが、大変だったのが
丸棒を数十本作るというお仕事。
50cm程度の丸棒なのですが、直径3cmと1.8cmの2種類を
大量に製作するので、旋盤で作ると時間がかかりすぎて
とても見積もり金額内では出来ません。
そこで色々と考えて3cmの丸棒は3時間で製作完了。
1.8cmは同じ方法だと精度面で問題があるので
再考して明日再チャレンジです。
(画像は丸棒製作用のアタッチメントです)
今までやったことのない作業はもちろん緊張を伴いますが、
いかに効率よく綺麗に仕上げるかを考えながらの作業ですので
ワクワク感もあります。
さあ、明日はうまく仕上がるか。
勝負です。
2014年8月21日木曜日
欅の木。
昨日は普段お世話になっている桑原さん宅で
欅を伐採したいということで、
友人であるなごみや行政書士事務所の中村くんに
製材屋さんを紹介してもらい、
3人で桑原さん宅へ。
大きな欅の木。
写真では分かりづらいですが、
樹高25m以上ある巨木です。
近隣に住宅があったり根本まで車を入れられないので
伐採したくても、伐採する技術を持つ会社が
ほとんど無いとのこと。
幸い、今回木を見てくださった古屋製材さんの仲間に
その技術を持つ凄腕の山師さんがいるそうで、
なんとかなりそうです。
樹齢100年を超える巨木であり、際立った美しさを表す「けやけし」を
語源に持つとされるケヤキですが、
落葉樹ですので落ち葉の処理等手入れが大変です。
それがこの大きさですから、その量も想像に難くありません。
もったいない気もしますが、これもタイミングなのだと思います。
欅を伐採したいということで、
友人であるなごみや行政書士事務所の中村くんに
製材屋さんを紹介してもらい、
3人で桑原さん宅へ。
大きな欅の木。
写真では分かりづらいですが、
樹高25m以上ある巨木です。
近隣に住宅があったり根本まで車を入れられないので
伐採したくても、伐採する技術を持つ会社が
ほとんど無いとのこと。
幸い、今回木を見てくださった古屋製材さんの仲間に
その技術を持つ凄腕の山師さんがいるそうで、
なんとかなりそうです。
樹齢100年を超える巨木であり、際立った美しさを表す「けやけし」を
語源に持つとされるケヤキですが、
落葉樹ですので落ち葉の処理等手入れが大変です。
それがこの大きさですから、その量も想像に難くありません。
もったいない気もしますが、これもタイミングなのだと思います。
2014年8月12日火曜日
8月上旬
暑さに慣れたのか、
ここ最近は滝のような汗をかくことはすくなくなりました。
それでも作業場内の温度は30度以上が当たり前で、
まだまだ快適な作業環境とは程遠いです。
畑も桃の季節が終わり、いよいよ葡萄の季節。
それと同時に食べきれない程の夏野菜たち。
毎日トマトやきゅうりを食べていますが、
勝てそうにありません。。
前回の更新から数週間。
8月上旬は色々イベントがありました。
2日は友人主催のバーベキュー。
会社を退職し、数日後から視察旅行で
アジアを巡るBACCHUSの野田くん。
到着するころには既に出来上がってましたが
僕が追いつくのに時間はかかりませんでした。。
気づけばバーベキューなのに肉を殆ど食べず
5時間飲みっぱなし。
肉を食べなかったことに悔いが残ります。
久しぶりに大勢で飲むカオス感も楽しめました。
先週はお世話になっている長野県は木曽平沢の
大河内家具工房へ開業のご挨拶と材料の受け取りに
行ってきました。
代表の大河内さんは上松の先輩に当たる方で、
スタッフも上松修了生が多くいる工房です。
お伺いしたのは土曜日でしたが、
お忙しそうだったので、あまり長居はせずに
帰りました。
久しぶりに木曽地域を訪れたので、
平沢のお隣にある中山道の宿場町、奈良井宿へ。
朝顔が綺麗でした。
その後、新開家具工業の原さんに会いに木曽福島へ行き、
同期の小島さんにも会い、
帰る途中に寄り道して松本の家具家さんへも行きました。
普段出かけることが少ないので、こういう機会に
「ついでに!」と色々出かけたくなるのは悪い癖ですが
たまにはいいものです。
製品も徐々に完成に近づきつつあります。
今月末に納品のテーブルは
日曜日から塗装に入り、
今朝最終塗装が終わりました。
ご注文くださった椅子の材料の前で記念撮影。
一般的には出来上がった製品しか見えないのが
当たり前のことですが、こうして出来上がる前や作る段階を
見ていただくことで、また違った視点で製品を使用してくださればと
思います。
今週は電話台やオーブン棚などの箱物の製作が多く、
その合間に納品や打ち合わせをする 日々になりそうです。
夏休みの季節ですが、今はやるべきことを優先します。
いつかは優雅なバカンスもしたい!
ここ最近は滝のような汗をかくことはすくなくなりました。
それでも作業場内の温度は30度以上が当たり前で、
まだまだ快適な作業環境とは程遠いです。
畑も桃の季節が終わり、いよいよ葡萄の季節。
それと同時に食べきれない程の夏野菜たち。
毎日トマトやきゅうりを食べていますが、
勝てそうにありません。。
前回の更新から数週間。
8月上旬は色々イベントがありました。
2日は友人主催のバーベキュー。
会社を退職し、数日後から視察旅行で
アジアを巡るBACCHUSの野田くん。
到着するころには既に出来上がってましたが
僕が追いつくのに時間はかかりませんでした。。
気づけばバーベキューなのに肉を殆ど食べず
5時間飲みっぱなし。
肉を食べなかったことに悔いが残ります。
終盤は柔道をするために来日したAzizが
野田くんやら人妻やらと
彼なりの肩車をしていて、
先週はお世話になっている長野県は木曽平沢の
大河内家具工房へ開業のご挨拶と材料の受け取りに
行ってきました。
代表の大河内さんは上松の先輩に当たる方で、
スタッフも上松修了生が多くいる工房です。
お伺いしたのは土曜日でしたが、
お忙しそうだったので、あまり長居はせずに
帰りました。
久しぶりに木曽地域を訪れたので、
平沢のお隣にある中山道の宿場町、奈良井宿へ。
朝顔が綺麗でした。
その後、新開家具工業の原さんに会いに木曽福島へ行き、
同期の小島さんにも会い、
帰る途中に寄り道して松本の家具家さんへも行きました。
普段出かけることが少ないので、こういう機会に
「ついでに!」と色々出かけたくなるのは悪い癖ですが
たまにはいいものです。
製品も徐々に完成に近づきつつあります。
今月末に納品のテーブルは
日曜日から塗装に入り、
今朝最終塗装が終わりました。
僕が製作する家具の仕上げは
多くがオイル塗装です。
これは、質感が好みなことと、
ウレタンやラッカー仕上げをするのに十分な
設備が無いためです。
その分、オイル塗装は色々と試行錯誤しながら
最善の方法を常に研究しながら作業を行っています。
塗装は彼女にも手伝ってもらいながら
効率よく進みました。
テーブルの最終塗装もうまくいき、本日無事完成。
既に出来上がっているベンチとともに、
あとはお客様の元へ納品するのみです。
今週はBACCHUSの吉田くんも手伝いに来てくれて
棚や椅子の製作。
月曜日には以前一枚板テーブルを購入してくださった
K様ご一家が来訪されました。
狭い作業場ですが、どんな感じで作業をしているかを
見ていただきました。
作業場にあった木っ端に娘さんたちは興味津々。
何か作れそうな木っ端と、そのヒントをプレゼントしました。
どんなものが出来るか楽しみです。
一般的には出来上がった製品しか見えないのが
当たり前のことですが、こうして出来上がる前や作る段階を
見ていただくことで、また違った視点で製品を使用してくださればと
思います。
今週は電話台やオーブン棚などの箱物の製作が多く、
その合間に納品や打ち合わせをする 日々になりそうです。
夏休みの季節ですが、今はやるべきことを優先します。
いつかは優雅なバカンスもしたい!
2014年7月29日火曜日
7月
気づけばブログを更新せぬまま1ヶ月が過ぎようとしています。
習慣になれば毎日でも出来るものですが、
そうなるまでが大変なのだと、痛感致します。
7月は、こうも暑いものかとボヤきたくなる日が続きましたが、
ここ数日は涼しく(とは言っても作業場内は平均32度)、
快適に作業を進めています。
7月前半はお世話になっている塩山の建具屋さんからのお仕事で
洋服ダンスを製作。
途中で設計変更が入りドタバタでしたが、無事納品できました。
習慣になれば毎日でも出来るものですが、
そうなるまでが大変なのだと、痛感致します。
7月は、こうも暑いものかとボヤきたくなる日が続きましたが、
ここ数日は涼しく(とは言っても作業場内は平均32度)、
快適に作業を進めています。
7月前半はお世話になっている塩山の建具屋さんからのお仕事で
洋服ダンスを製作。
途中で設計変更が入りドタバタでしたが、無事納品できました。
高さが約2.5mある洋服ダンスで、
四分割で現場組立てとしました。
なんだかガリバーになった気分です。
こちらは後日塗装屋さんが濃色に塗装して完成しました。
中旬はカメラマンのお仕事をしたり、
本棚、カッティングボードなど
お待たせしているご注文の品を随時製作。
今週はダイニングテーブルや椅子、ベンチを製作して、
ダイニングテーブルとベンチが完成予定。
来週はベンチと椅子、
その翌週には棚関係が完成予定です。
畑では、なつっこや浅間白桃といった品種の桃が
収穫時期を迎えています。
大ぶりで存在感のある桃。
糖度も高く人気の品種です。
去年と較べて収量が1.5倍くらいかもしれないという
今年の桃。
大忙しなので僕も手伝いたいところですが、
家具の製作も間に合わないので、
細々したお手伝いだけしています。
我が家は農協や市場へ卸すものが多いですが、
お中元にと直接ご注文いただくものも少なくありません。
送り状は今まで母が全て手書きで書いていましたが、
今夏より、直送の送り状を印刷するインパクトプリンタを導入。
効率が上がるかと思いきや、
お客様名簿が全てアナログ管理だったので
まずはそのデータを打ち込まねばなりません。
結局手間はかかり、母に代わりに毎晩送り状印刷をしています。
来年からはおそらく、今年とは比較にならないほど
効率アップするはずです。
2014年7月3日木曜日
チップソー
今回の投稿は若干長く、
且つ若干専門的な話です。木の家具を作る際に無くてはならない機械に
「昇降盤」
という機械があります。
海外ではテーブルソーという言い方をしていますね。
文字通り定盤(テーブル)があり、
下からノコ刃が出てきて材料を切る機械です。
使う頻度が多いのですが、
怪我をするリスクも比例して大きくなります。
その怪我の多くがキックバックと呼ばれる、
切断時の材料や、材料の切り落としが刃物に触れて
弾かれ、吹き飛ぶ現象で
下の動画は、キックバック現象を”意図的に”再現したものです。
(決して真似してはいけませんし、
この方はSawstopという会社の超画期的な
刃物に手が触れると刃物が急停止する機械を使用しています。)
材料が弾かれるだけでなく
指を無くすこともありますし、死亡事故も起こっています。
(お恥ずかしい話ですが、僕も6針縫った経験があります。。)
このキックバックが起こるひとつの要因として、
切断中の材料がノコ刃を締め付ける現象があります。
海外製のテーブルソーではその締め付けを避けるために
ライビングナイフ(割り刃)を取り付けることがありますが、
日本の機械は、そういった安全対策が遅れているのが現状。
僕は1人で製作を行っていますので
常に怪我のリスクを抱えて作業をしています。
そんなリスクは抱えない方が本当は良いですし、
少しでも少ない方が良いに決まってます。
先日、そんなリスクを減らすことが出来るかも!?
というノコ刃(チップソー)に出会いました。
ニッケンという大阪の会社が販売しているチップソーです。
勉強不足で、この会社は知りませんでしたが、
営業担当の方と話をしていると、僕が求めている刃物なのかも!
という気がしてきました。
このチップソーの特徴は、切断するためのチップ以外に
受刃と呼ばれる反発防止の刃物が付いていること。
普段使用している兼房の刃物にはありませんし、
それ以外のメーカーでも、イタリアのfreudという会社以外で
見たことがありません。
他にもチップソーの至る所に安全対策が施された刃物で
試しに一枚買ってみました。
切ってみると、ビックリするほど切れ味が軽いです。
材料がノコ刃を締め付けそうになっても、
刃の形状がアサリを広げているような状態のため
ノコ身(ノコ刃本体)に触れていないからか、
すーっと材料を送ることが出来ます。
材料を押すフィーリングが軽いということは、
それだけ跳ね返ってくる力が少ないということ。
怪我のリスクが減ることに繋がります。
ひとつ難点を挙げるとすれば、締め付けそうになる材料は
切り肌が荒いこと。
しかし、普段なら摩擦で焦げ付いてしまうような材料が
焦げずに若干のナイフマークで仕上がるのは
素晴らしいと思います。
チップソーは1枚1万以上しますので、
そう簡単に買い増しは出来ませんが、
材料の縦引き作業にはこの刃物を使おうと思います。
以下にメーカーのリンクを貼っておきます。
日本建機株式会社最後に、上の動画でも使用していた
SawstopのHPのリンクを貼っておきます。
テーブルソーで怪我をした人たちの話が
動画で集められています。
人によってはかなりショッキングな内容ですが、
個人的には昇降盤やテーブルソーを使う人は
見ておいたほうが良いと思います。
sawstop: accident-victims
2014年6月30日月曜日
小さなマルシェ、無事終了しました。
6月29日に甲府市にある富雪さんで開催された
小さなマルシェは、これでもか!というくらいの好天に恵まれ、
多くのお客様との出会いがありました。
マルシェを訪れてくださった方、ご購入くださった方、
ありがとうございました!
手仕事市やクラフトフェアには、あまり出店しないので
こういった機会は貴重で、いろいろな出会いがあり
楽しかったです。
小さなマルシェは、これでもか!というくらいの好天に恵まれ、
多くのお客様との出会いがありました。
マルシェを訪れてくださった方、ご購入くださった方、
ありがとうございました!
手仕事市やクラフトフェアには、あまり出店しないので
こういった機会は貴重で、いろいろな出会いがあり
楽しかったです。
今回は新商品を数点製作しました。
中でもブックエンドは見た目はシンプルで
何の変哲もないのですが、構想から完成まで
半年以上かかっている商品。
かなりオススメです!
今週からは、先週とはがらっと変わって
大型家具の製作が続きます。
数件が同時進行でドタバタし易いですが、
慌てず、安全第一で製作していきます。
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