2016年5月30日月曜日

お食い初め

先週の土曜日に、娘のお食い初めをしました。
妻が献立と料理全般を、父が赤飯を釜で炊き、母が鯛を担当し、
僕はそれに合わせてヒノキで器を製作した、家族総出のお食い初めでした。

健やかに育ちますように。





2016年5月16日月曜日

漆テーブルのお直し

漆のテーブルのお直しと塗り直しのご依頼を頂き、先週納品してきました。


漆は、小物なら摺漆までは出来るのですが、
呂色仕上げなどはお手上げです。

そこで、今回の塗り直しは木曽平沢の未空うるし工芸さんにお願いしました。
未空さんは、器などの木製品だけではなく、革に漆を塗った製品も
製作されています。


お直し前のテーブル。
このままでも素敵だったのですが
布目の部分が一部剥がれており、
呂色の部分も擦り傷が付いた状態でした。



お直し後のテーブル。
お施主様のご提案で、布目部分を緑に変更しました。
写真には写っていませんが、横には赤みの強いテーブルが置かれており、
赤と緑の対比が美しい空間となりました。


脚もボルト接合してあったのですが、グラつきが発生し、
増し締めしても直らない状況でした。
そこで、元ネジ屋でBacchusguesthouseのオーナー、野田くんに相談したところ
一発で解決。見事グラつき解消できました。


お客様にも喜んでいただき、一安心です。

2016年5月7日土曜日

H様邸収納棚

 先月上旬のことになりますが、
お客様からのご紹介で、新居を建築されたH様より
収納棚と抽斗をご依頼いただきました。


 お打ち合わせの中で、ブラックウォルナット材を使用することにしました。
扉は、お客様のご要望で取手無しのプッシュオープンタイプに。
床が表情豊かなナラ材でしたので、扉も様々な色を混ぜて製作しました。
こうした表情は、無垢材ならではだと感じます。



内部は可動棚で、入れるものに合わせて調整ができます。
扉と一番右にある側板のみ無垢で製作したが、
本体や棚板はフラッシュ構造としました。
こうすることにより、お手入れが簡単になりますし、
コストを抑えて製作することが出来ます。




また、違うカウンターの下にも後付で抽斗を設置。
脚がありませんでしたので、同じ材で丸脚も製作しました。



二人の小さな男の子と4人家族のH様。
賑やかな家族の新居に、そっと家具が寄り添っていってもらえたらと思います。